第1話黒船が来た

これから毎週(可能な限り)感想書いていきます。
大河ドラマ新選組!」(http://www3.nhk.or.jp/taiga/

導入で池田屋事件討ち入り→10年さかのぼって黒船が来たところから。


池田屋事件討ち入り編
まぁ、視聴者に対するサービスですかね?
新撰組一番の晴れ舞台である池田屋事件架空の討ち入り劇を先にフューチャーしておいて
回想(?)入って、物語中盤に回帰するっていう手法だと思うんですけど
これで新撰組メンバーの主だった紹介と
キャストに期待してた視聴者を(σ・∀・)σゲッツ!!
というとこでしょうか?
まぁ、見てる人にある程度予備知識があることを想定して、という感じですけど。
で、新撰組メンバーのキャストの印象ですけど
とりあえず、山本太郎原田左之助)。
「槍は宝蔵院」の宝蔵院流槍術(武蔵の胤舜と同じ)の達人で豪傑らしいですけど
一人だけ羽織なしとか、案外目立ってるじゃないですか。
ちゃっかり返り血の浴びない斬り方を実践している総司よりも僕的にはチェキでした。
そして騒ぎを聞きつけた坂本竜馬は近藤と出会った頃に思いは馳せ‥

・黒船が来た
この時点で近藤と土方は悪友。(多分史実)
近藤と桂は道場が近いよしみで知り合い(史実?)
桂と坂本も知り合い(史実)
で、近藤と坂本が知り合う。(そんな話は初めて聞いた)
実際、幕末ものをやるんなら、坂本竜馬や長州派志士は絶対外せないだろうから出てくることは当然としても
それらと、主役である近藤勇が旧友というのはかなり物語的に楽しめる要素ではないかと思います。
桂、坂本も従来のイメージに近く、さらに役者のイメージにも近い感じがするので違和感もあまりないですね。
で、この近藤勇は従来のイメージよりも、柔軟でいい意味で若い感じに演出されているので
坂本竜馬とはかなり馬があいそうです。
ただ、桂は頭が硬くて、歯に衣着せないので普通に人から嫌われていそうなんですが。

さて、色々あって、佐久間象山、坂本、桂と共に黒船を見に行く近藤と土方ですが、彼らの行動は先の3人と比べていい意味で若い。
若い二人が黒船を見たり坂本や佐久間といった先見の明のある賢人に出会って
今の狭い視野からどう変わっていくのかが、ちょっとした楽しみです。
というか、多分ですけど、それが新撰組第1クールのテーマですかね。


*1/23訂正しました。冒頭のは池田屋事件じゃないようで。
池田屋事件には土方は近藤と別働だし、永倉は近藤や沖田と共に討ち入ったそうで、冒頭の討ち入りとはかなり違った話でした。
Bettie様ご指摘ありがとうございます。