第6話ヒュースケン逃げろ

しばらくかけて仲間増えパート&勇の幼さクローズアップパートかな?
新選組!第6話です。


話の大筋はヒュースケン&永倉。でもちょっと待てよと小ネタを先に。


・山南&沖田
まだ幼名、惣次郎を名乗っている沖田は精神的にまだまだ幼い=無限の可能性なわけですが、そこに山南が「尊皇攘夷」を紹介します。演出的な言い方をすればこの頃の思想がいまいちよくわかんない視聴者に対してインテリが子供に教えるという形で上手く説明したわけですが、その沖田は全く聞いていない。将来的に新選組の隊士はそれぞれ色々な思想のもとで動くわけで、それによる対立や分裂も起きてくるわけですが、沖田はあくまで剣の道と近藤勇のタメだけに新選組に参加するというものに繋がっていくわけですね。逆に山南は攘夷志士として伊東甲子太郎らとともに新選組から分裂→粛清となります。
この辺はさすが三谷幸喜の技といったところですね。


・嫁
かわいいなぁ〜(〃 ̄ー ̄〃)
「気にしてませんから!」っていうのは逆にどうなんだ、と思いましたけど。勇は近い将来京都に行ってそのまま各地転戦して帰らぬ人のなります。短い夫婦生活、満喫してください。


では今回の主役達


・ヒュースケン
川平慈英かよ!西洋人役で日本人をみたのは初めてかもしれない。もっとも彼はハーフですが。
挨拶がてらジョークを言うのは西洋人の礼儀かマナーなのかな?どうも勇や永倉にはウケていなかったみたいです。僕らは普通にそういうことをするんですが、それだけ生活が変化したということですか。彼は結局薩摩藩士の暗殺されてしまいます。ドラマ的には多分あの人達なんでしょうね。
ちなみにあの浪人たちが叫んでいた「ちぇすとー!」っていうのは薩摩示現流という剣術の叫び声で一太刀目が最強なんだとか。


永倉新八
今回からレギュラー。多分山南みたいに毎週ちょこっとづつ出てくるんだろうなぁ。
ドラマで見ていると役者たちも変化しないし、見てるほうは数週ぶりなんですが、そういえば作中ではあれから数年経っています。ペリーが来てから2週間後くらいにハリスが来たからなぁ。冗談の通じない生真面目な性格として作られていますが、世間の酸いも甘いも経験して、融通が利かないわけではないようです。近藤は幼くて頑固なので時々対比や対立があるのかもしれませんが、とりあえずは老成してしまった永倉がまっすぐで幼い近藤に惹かれたという形になっていますね。で、近藤も経験豊富な永倉に惹かれていると。


来週は4代目襲名。坂本竜馬が久々の登場で、また勇と対戦ですか!その他原田の再登場があったり、模擬合戦があったり見所満載っぽい。