で、その出かける用事

高校の時に一緒に演劇やってた仲間で大学の劇団に入って活動している連中がいるんですが、そいつの卒業公演があるっていうんで、行って来ました。学校が凄く遠いんで今までは行けなかったから最後くらいは行ってあげようと思いまして。
内容は、戦中時代を背景にした潰れそうな芝居小屋を巡る悲喜劇。

時代背景がそうなので、普通に幸せに上向きに頑張って生きている人にも戦争という悲劇は迫ってくるのです。愛する人を奪うこともあるのです。しょうがないとか、場合によってはそれが正しいと思っていても辛いし、苦しいし、悲しいこともあるのです。
そう思ったらふと、今の自衛隊のことを考えました。僕の自衛隊に対する考え方は
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のような風なんで、行くべきだとは思うし、自衛隊でなければできないことも多いと思う、気持ちの上では大賛成ではありますけど、やっぱりあそこは戦地なわけで、死地なわけです。そういう職業と言われればそうなんですけど、やっぱり家族や友人や恋人は辛いんだろうなぁ。

そう思ったら凄く泣ける芝居でした。やっぱ芝居は小劇場演劇がいいと思う。何千円も払って見るんじゃなくて1000円とか2000円以下くらいで100人以下の劇場で見るのが一番燃える。