CASSHERN

宇多田ヒカルの旦那、紀里谷和明の映画、キャシャーン、土曜の公開初日に見てきました。

あんまり評価は良くないようですが、(http://www.excite.co.jp/News/entertainment/20040425150000/6354.html)よかったですよ。原作(というか元アニメ)は全然知らないんですけど、原作を上手く現代風にアレンジして、ちょっとオシャレ映画っぽくしたものでしょうか?
ただ、戦争や差別について、そして善悪についての問題提起がちゃんと出来ていて、さらに1コマ1コマの映像としてのカッコよさ、美しさがさすが写真家と言えるくらいの感動モノでした。ただ、ちょっと映像に凝り過ぎてて若干わかりにくいところとかもありましたが、勢いがオッケイでしょう。
特に中盤、主人公は「キャシャーンだ」と名乗る所はアツかった。本当にアツかった。あと、宇多田の主題歌が見事に映画のテーマと合致しているのが良かったです。
夫婦の合作映画として良いものだったでしょう。こういう映画でありがちな、雰囲気ぶち壊しの大根もいませんでしたし。大絶賛です。