第20話鴨を酔わすな

毎週コレだけはきっちりやってます。新選組!20話です。


・勘定方
念ずれば通ず。山南やんが欲しいと言ったら算術の得意な河内耆三郎が現れました。NHK的にはしょうがないんだろうけど、「後の新選組勘定方」なんてテロップが出たら剣が弱かったあいつが残ってて実は計算が得意で合格!ってオチが丸見えで、なんかなーでした。


・ヤな奴対決
桂小五郎とサシで対決しようとは身の程知らずが」みたいな勝ち台詞はカッコよかったですなぁ。久坂を煙に巻いた芹沢も本物のインテリの桂にはまるで歯が立ちませんでした。どうも、天下国家を憂うのに、表舞台に立てない自分に対するコンプレックスというのがあるみたい。


・久々の近藤らしさ
鴨が悪酔いしたらなだめるのが勇の仕事、というのは中山道で決まってましたが。場を半ば強引とはいえ取りまとめて一言も台詞のなかった永倉と原田を躍らせて、会津の広沢に笑顔を取り戻したのはやっぱりあの面子の中では近藤にしかできなかったんだろうなぁ。実務は片腕にやらせて、責任をとる。まさに日本型リーダー。カコイイ。


来週は、ついに沖田が人を斬ってしまうみたいですね。最初に斬るのは芹沢みたいな伏線がバシバシ張ってあったので見事に騙された。近藤、土方、芹沢、他のみなさんのリアクションがきになる。