クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!
http://www.shinchan-movie.com/
毎年恒例クレヨンしんちゃん。
去年、一昨年はどっちかっていうとギャグよりの比重で描いてありましたが、今年はどっちかっていうと泣きより。
風間くんが可哀想すぎる。
ドラえもんに例えるなら、しんのすけ→ジャイアン、ひろし→のび太、みさえ→ドラえもん、風間君→スネ夫、ほかの友達→しずかちゃん。
みたいなポジション取りっぽい。映画になると途端に立派になるワガママ、途端に役立つようになる、お守係り、被害者かかり、そのた便利屋みたいな。
今回、知らずに周りの人間が偽者とすりかわっていって、ちょっとづつサンバをめられるというストーリー。
サンバがなくて、クレヨンしんちゃんじゃなかったら、普通に怖い話ですよ。アウターゾーンとかぬ〜べ〜とかでありそうな。
実際、今までの映画より、子供たちの視点パートが長い(今までは導入くらいであとは人質とか、驚き訳とかが多かった気がする)。それがまた、子供たちの恐怖感を上手に見せてくれる。黄昏時に、5歳児が誰もいない公園に隠れざるを得ない状況ってどないやねん!って。不憫でしょうがない。
それがちゃんと、やっぱり家族愛につながるのがなんとも。
しかし、何より池田秀一が出てくるのがダメだった。最大の一撃だった。
クレしん映画ゲスト独特の変キャラがシャアの声でシャアみたいなセリフを吐くので殆どが親子連れでスルーしているところで大ウケしてました。喋ってる間中笑いが止まらない。
相変わらず、家族っていいと思える良い映画でした。
人が死ぬコナン見せるより、こどもにはこっちを見せたほうが情操教育にはいいんじゃないだろうか?
いや、コナンも面白いけど。