燃えよペン/島本和彦

吼えろペンの前作。
つうか吼えろペンすら普通の人は知りませんね。
追々紹介していきましょう。

僕が島本和彦という漫画家を始めて知ったのはまだ最近なんです。
CSフジちょっと前にやってた「週間少年『』」で見たときでした。
この番組は2時間ドラマのいぶし銀・船越英一郎がパーソナリティーとなり
漫画家の中でも特に濃い人たち(をわざと選んでるとしか思えなかった)に
インタビューをしていくと言うものでした。
ゲストとして、荒木飛呂彦永井豪が出るなど
マンガマニアには有得ない豪華さでした。

しかし、実はこの番組、具体的にいつやってるのかは知らなくて
たまたまやってたときに見たのが島本和彦さんの回だったんです。
そこで、熱きマンガバカ(書く方)の話として現在進行形で連載されてるのが
吼えろペン」だとして紹介されたのです。
漫画家本人もオモロイ人で漫画の絵も濃ゆくてオモロイものだったので
機会があれば読んでみたいと思って
ついでのときに本屋に寄っては「吼えろペン」を探したのですが
見つかった時点ですでに最新刊が9巻。

ちょっと読むには冒険的な巻数です。
しかし脇を見れば前作にして1巻完結の「燃えよペン」が。
と、いうことで即買いでした。

漫画を描いている人の話にしては
随分エキサイティングな内容ですが
かつてジャンプで連載されたノルマンディーよりも
主役が着実に病んでいるあたりある意味リアル。

漫画読みを自負するなら買って損はない。
自負しないなら、買ってもゴミです。
あと、漫画的ギャグが理解できない人もダメかも。


400円 (マンキツで読め)