機動戦士ガンダム公式設定資料集AnaheimJournalU.C.0083-0099

isbn:475771663X


宇宙世紀100周年を記念して刊行された(という設定の)宇宙世紀のジャーナル誌。中身は新技術の紹介、観光コロニーの宣伝、アナハイムの会長のインタビューなど。
自分がまるで宇宙世紀の住人であるかの錯覚をしてしまいそうだった、富士急のアトラクションに比べて、こっちの本は自分が宇宙世紀の住人になったつもりで読まないとかなり楽しくない。
架空の世界の情報本ですから。
就職活動中に読んでいた週間ダイヤモンドとかがこんな感じだったような気がします。実生活に直結しててもまともに読まないんだから、フィクションのこれは正直読まないだろう、と思うんですが買ってしまうのがマニアの泣き所。
正直、中身は無茶苦茶濃い。
公式設定集って普通は半分くらいはイラストだと思うんですけど、イラストは挿絵程度で、あとは文章。
中身は濃すぎてまだ全部は読んでいないんですが、カイ・シデンメラニー・ヒュー・カーバインにインタビューしているなど、ディープすぎるファンにはいい具合かもしれないです。
で、表紙の新デザインのカトキハジメガンダムっぽいのはどうやらU.C.0083ガンダム開発計画時のGP03との競合機だったようです。この本の設定ではU.C.0099期にガンダム開発計画が市民にばらされたということみたいで、その際に出てきた資料の一部という設定みたいです。


ちなみに今年はガンダム放映25周年。Σ(゜Д゜;


富士急の時も思ったんですけど、サンライズバンダイあたりはガンダム商法をキャラ玩からさらに違うものに変えようとしているのかもしれません。
なんつうか、生活の中にある宇宙世紀みたいなものを目指しているのかも。