第25話新選組誕生
っつーか、それより芹沢鴨暗殺だろー。ついに３クール目突入新選組！です。
・近藤派内派閥？
近藤、土方、井上、沖田（試衛館生え抜き）、山南、原田、永倉、藤堂（他流食客）、斎藤（恩義）の９名が江戸編からの登場人物ですが、今回の話でも微妙にわかりますけど生え抜き４名とほか５名は向いてるベクトルが微妙に違うんですよね。この話がどこまで描かれるのかはわかりませんが、山南、藤堂の離脱は描かれるだろうし、原田、永倉、斎藤との分裂の描かれるんだろうなぁ。おそらく、山南、藤堂は人を斬らないでしょう。話のリード的には内部粛清を繰り返す新選組から抜け出して、自分たちの新しい団体を作るんだって感じで。今回山南が人を斬れなかったところでそう思いました。
・はじめて人を斬った
この話では沖田と土方はここで初めて人を殺したハズ。土方は何人か殺してそうな雰囲気ですが。それに対するフォローがなかったのが残念。特に沖田ははじめて斬ったときにあれだけ怒られて、長い間ずっと芹沢斬る伏線が張られ続けていたので。まぁもしかしたら来週何かあるのかも。
・宴会
組織がでかくなって、幹部と下っ端の飲む場所が明確に区切られていましたな。そしてなぜか平助が宴会部長、野口が宴会副部長で固定です。
・芹沢鴨
いい言葉が出ませんけど、この人が悪役でいたからこそ、浪士組はなんだかまとまってたんじゃないでしょうか？あえて、憎まれ役のピエロを演じていたのに、誰もわかってくれない。わかってくれるのはそんな自分を差し置いて次々と評価が上がっていく近藤だけ。そりゃストレスも溜まりますよ。段々おかしくなってきますよ。おかしいところ、悪いところしか見えない人はやっぱ排除しようと思うんだろうなぁ〜。でも、三谷芹沢は間違いなく誰よりも浪士組を愛していた人だったと思う。そういうアンバランスさのある弱い人だったんだと思う。合掌。
