絶望に効く薬(クスリ)ONEonONE[革命的対談漫画]:山田玲司

ISBN:4091538118

たまにはレビューもしないとね。

ただいまヤンサンでゼブラーマン(漫画版)の作画をやってる山田玲司さんのインタビュー漫画です。
http://www.youngsunday.com/rensai/comics/one_on_one.html
http://www.yamadareiji.com/

対談相手

漫画家 みうらじゅん
芸人 秋山竜次虻川美穂子
占い師 栗原すみ子
漫画家 井上雄彦
カリスマホスト 七海龍一
逗子市長 長島一由
水中写真家 中村征夫
プロサーファー 木下デヴィッド
文化人類学者(グレートジャーニー) 関野吉晴


みなさんこの中で何人知ってます?僕は漫画家、井上雄彦氏だけでしたー。テレビとか見ないからだな。それでも全員知ってる人ってそんなにいないんじゃないかなぁ。みんなすげぇ人なんでまぁ詳細はググってもらうとして、内容は、すげぇ人がなんですげぇのかがよくわかる話。

昨今は個性が大事だとかナンバー1よりオンリー1とか言われて、人と違って特別なことこそが人の価値だっていう風潮になってるわけですが、まぁ早々人とぜんぜん違う特別な人間なんてのはいないわけで、みんな自信喪失気味なんですよね。
じゃぁ今の時代に生きる特別すげぇ人たちってのは何なのかっていうことに触れることが出来る漫画です。

タイトルの絶対効く薬が何に効くかって言えば、その自信喪失気味なのに効くかな。仕事や日々の生活のストレスで徐々に病んでいっている自分が、もそっと頑張れるなって思える本。僕みたいな新人社会人とか、なんかちょっとしたことで行き詰っている人に読んで欲しい。マジで読んで欲しい。