聖闘士星矢 天界編 序奏 ~overture~

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見たのはビデオでだけど。


原作の冥界編のラストで触れられたオリンポス12神とそれらの纏う聖衣に相当する神衣(カムイ)の存在。ファンならやっぱり期待していた、原作者である車田正美すらもいつか書いてみたいと言っていた、あの天界編の導入を大胆にも映画でやってしまうというこの映画。



幼少期の記憶というものはかくも美化されるものなのだろうか?

序奏というのだから、確かに話としてはプレリュード。同じ星矢原作で例えるなら冥界編の12宮〜地上ハーデス城「さぁ冥界に行くぜっ!」っていう所で終わった感じ。まぁ、ロードオブザリングとか、マトリックスとかスターウォーズとか、続編ものは洋画でも流行ってますしね。そういや、冥界編OVAもそこで終わったなぁ。

というマイナスイメージのもとで話の内容。
まぁ、聖闘士星矢のストーリーの基本通りアテナ捕まる、聖矢達追う、星矢達ボロボロ、奇跡の力でゴールドセイントだったり海闘士(マリーネ)だったりの敵陣営(今回は天闘士(エンジェル))を倒す。敵の1人くらいがなんか改心する、敵のボスの神と戦う、奇跡を越えて勝つ。
まぁ、そんな感じです。
ゴッドクロスも出ないしなぁ。そもそも聖衣があっちゅう間にぶっ壊れてほとんど布状態で戦っているんであんましカッコよくなかったです。

ん〜、最後のアレがちょっとびっくりしたかな。いい意味でも悪い意味でも。ファンなら見てもいいかもしんないけど、正直続編(ちゅうか本編)の出来次第というところでしょうかねぇ〜。